飛山城へ行った!
ー第二回ー
その弐
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腹減った。
飯だー!
売店を見て回ったが、餃子くらいしか無い。なんだと!?もっとマシな飯が食いたい。結局、餃子にした。
のりび!殿はそれでは足らず、うどんも買ったのだが、なんと!子供たちに四方からうどんを喰い荒らされているではないか!自分の食べる量をなるべく確保しながら、やっとの事で食べ終えた。
「おそるべし飛山のワッパども」
屋台はお囃子をやっているのだが、マーチングバンドや武者行列はどうしたのだ。「のろし」は早くにやってしまったのか、煙がくすぶっていた。まだ開園時間半分過ぎだというのに、盛り上がりに欠ける。
中央の舞台も何もやっていない。勝手に舞台でチャンバラやればよかった。
後半はグダグダ祭りになっとるなー。
休憩していると、また子供たちが群がってきた。
「うげー」
兜は取られるわ、刀を抜こうとするし、弓を見ると引きたがるらしい。
またも子供たちの追撃を振り払い、中央広場を後にする。
「さて、放てー!」

おっと、場所の説明。
南側の堀の中です。こちらは人気が無いので、思う存分引ける。
ドス!!
あ!?
これまで一度も放った事が無い。といわれた矢がとうとう…。
放て放てい!
兜をかぶっていると、顎までが限界じゃ。昔はこうやって引いてたんだな。
上沢光綱 「のりび!殿もやりますか?」
のりび!殿「え?やったことない…」
上沢光綱 「こうして、ここはこう…」

超イイじゃないっすか!
ほんとは、みんな矢は離してないんですよ。ほんとに。
弓も引いたので、またブラブラ歩くことに。
少しすると、係員の人が寄ってきて、
係員「写真が出来たんで、渡したいって言ってるんですが…」
一同「ああ、出来たんだ」
「でも、私たちだと…!」
「良くぞ…!」
「わかりましたね…!」
係員「ええ、そりゃもう、この鎧たちしかいないと…(汗)」
歴史体験館前のキャノンのコーナーへ向かった。
記念写真をもらい、甲冑を着たまま歴史体験館に入る。

上沢光綱 「か、か、か、かかかかかかれー!」
谷田部越後「そんなんじゃ、誰もかからない」
宇都宮、小山、足利の三都物語の企画展をやっていた。
出土した物を一通り見てから帰陣。
以上、きよはら飛山まつりのレポートでした。
祭りの熱狂ぶりが伝わってきましたか?なになに…自分たちばっかりで、お祭りの風景が全然紹介されてない?
おそらく来年もやるでしょうから、みなさん是非行きましょう。
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その後、芳賀家ゆかりの同慶寺に行った。
ここは、飛山城の北東側、すぐのところにある。

↑立て直したらしく、すごい立派なお堂。
昔から残る、由緒ある鐘。
芳賀家代々の墓。
それぞれ、当主の名前が記されている。
後ろの塔は崩れそうで、何かが書いてあるが判別不能。なんとかこのまま保存し、残ってほしい。
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半日見て回った「きよはら飛山まつり」だが、後半は盛り上がりに欠ける内容だった。
あとで聞いた話だが「きよはら武者行列」は、関係者や地元の中学生がお殿様やお姫様に扮しての行列だったらしい。歴史体験館に槍が立てかけてあったが、あれは中学生たちが肩に抱えて持っていたのだろう。全然、武者行列じゃない。
来年は、われらが最初から本物の武者行列を煽動するしかない。
イベントはほとんど、前半で終わってしまったのだろうか。前半はにぎやかで成功だったとしたら、課題は後半のグダグダ感だろう。午後は、ほとんどのイベントを見ることが出来なかった。それを確かめるため、来年は開会式から乱入する必要があるな。
飛山城の係員の人たちは熱心なので、イベントがあったら「下野戦国争乱記」の掲示板で宣伝したり、レポートもできればやるなど、微力ながら勝手に応援させていただきます。
こういったイベントがあると、ストレス発散しやすいのよ。
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関連項→ 下野戦国重大ニュース「きよはら飛山まつり」
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