多気山城へ行った 第二弾




多気山城を攻め落とせ!


其の壱




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2004年3月24日、我らは多気山城へ攻めかかった。

2003年12月の時は多気不動尊側しか制圧できず、しかも本丸についてから、デジカメのバッテリーが切れ、撮影不能。
惜しくも本丸を落とせずに撤退したのだ。
(…思いっきり遊びましたが。)

そこで今回、多気山城を完全制圧しようと、立ち上がった。



メンツ
・上沢光綱(管理人)
・谷田部越後(通胤)


いつもの駐車場に車をとめ、いつもの出陣じゃあ!
今日は、いつも行っていない城の南西方向を攻めたいと思いまいう〜。

しかし、我らがいつも遊んでいる場所や城の遺構は、どこから上ればたどりつくのかわからない方々のために案内を。

駐車場から不動尊に向って歩いていくと・・・
まずココ。
右に行くと不動尊。後ろの斜めの路を行くと、山道に入り、すぐ上の道路にでます。
そしてココ。
上の道路に出て、右方向を見ると、この標識があります。書いてある通り手前が下山道で、これを進むと山道です。
これを道なりに行けば、様々な遺構が待っています。途中坂道がきついので、急ぎ過ぎないように。

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ところで、我らは今日は、まだ見ぬ南側を攻めるのじゃ。ここから山道に入らず、下山道へ。

上沢光綱「道路を歩いて、どこか適当に山に入れば遺構があるだろ」
谷田部越後「脇を見ると、全部土塁に見える」

水脈を発見し、そこに上に通じる道があったので、そこから山に侵入。
人工的な段差だ。これ遺構だな。


ですね、やっぱり山全体に残ってますね。

  
ああ、そうだな。ちょっと引くか。

あの的をボロクソにしてやるぅ!

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二人で的をボロクソにしたあと、適当に上ったり、右往左往したが、行き止まりばかりで、城の上層部にたどりつけない。
横にあった農道を伝って上に行くと、行き止まり。その上には上に通じてそうな道が!しかしその道は崖の上で、よじ登れそうもない。

ここで気づいた。ここに来る下山道の途中に、変な脇道があった。我らはそこを無視して、一番下の下山道にきていたのだ。
「あのわき道が城に通じる道に違いない!行くぞ」

二人はその場を駆け下り、もと来た下山道に出たが、その下のなだらかな曲郭を発見。
「ここも見るぞ」
ここは何段にも階段状になっており、なだらかだ。城の一番下である。
住宅の裏や、一般道も見える。
 底にあった水源。

この先で工事していたので、その過程でできたものだろうか。木が沈んでおり、かなり深い。なだらかな曲郭を知らずに駆け下りてくると、ボチャンである。

 かなり高い!!

二人は狂ったように駆け上ったり、右往左往した。
一番南側に張り出した物見のような場所に通じる道を発見。そこには鉄塔が建ち、一般道を見下ろせる。
戻って少し歩くと、静かにたたずむ「星宮神社」があった。
四方から見ると、神話の彫刻があり、けっこう趣があった。

せっかくなので、さらに下山して、一般道に出た。民家やテニスコートもある。
上沢光綱「あ!現世に戻った!」
谷田部越後「危ない危ない戦国時代にもどらなくちゃ」

上沢光綱「ここ、一番下だよな?これから城に登るのか」
谷田部越後「やばい!」

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山道を上り、先ほどのあやしいわき道へ。
谷田部越後「あった。これから始まるんですね」
 ここを行くと本格的に城に入る。

 待てコラ。おりゃあああああああ!


はじめ!

 
こんな格好、後ろから来た人に見られたらどうしよう。

「そしたら、こうです」
あ、アブね〜!!通行人にズス!
(この道の下は、さっき我らが通っていた行き止まりの農道です)

「♪」
今回の一番の大物・デカ旗指物。水色地に白三ツ巴。谷田部作。

 さらに、わき道を発見。

ここを上ると、立派な土塁が↓
 ここで記念撮影。

谷田部越後(暴徒と化す)
  
行け、行け、行け、行け、行け、行け、行け〜い!!
Shall we dance?
それがし、ダンスの先生ザンス。


上沢光綱(得意の暴挙)
金色陣笠と金色旗指物を見よ。ピカー!

   ジャキ〜ン
突撃、突撃、突撃、突撃、突撃、突撃、突撃、突撃〜!!




「あ、上の郭に敵発見!打て討て撃て打て討て撃て!!」
  
「あ〜疲れた。次いくか。」

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