飛山城で歴史講演会 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2005年10月16日、宇都宮市の飛山城史跡公園にある、とびやま歴史体験館で、峰岸先生による記念講演会「宇都宮氏を支えた城―飛山城の実像―」が開催。当日は、120名もの歴史ふぁん達が集い、熱い講演会が行われた。 私も行ってきたので、プチレポート。 大渋滞が予想されたが、道は空いており、すんなり飛山城に到着。 まだ朝10時30分。…早過ぎない?講演会は午後1時30分なのに。 とりあえず飛山城を1周してきました。歴史体験館に入ってうろうろしていると、ボランティアの方に捕縛される。城を案内してもらい、本日2周目。 飛山城では、ボランティアの方たちが定期的に清掃や案内をしている。県内の城跡でここまで熱心に取り組んでいる所があるだろうか。みなさんの飛山への愛情が感じられる。感心感心。 午後1時。時間も間近なので、歴史体験館に入る。 発掘された石臼や土器の数々。こんなに眠っていたとは。 これも展示物。将棋もできる。無料。 「それにしても この駒、邪魔だぁ!」金が一個増えたと思えばよいか。 ※クリックすると拡大説明図。 こちらは合戦を再現したジオラマ。木橋を取ったり取り返したりの大接戦。 こういうの作りたい。 「かかれ〜!」 烽子の食事。 説明「当時は、朝と夜の1日2食です。主食は玄米のめし、副食が鮎の煮つけと青菜(あさつき)の汁、それに調味料は塩です。土師器や須恵器に盛り付けされました。」とある。こんなモン食ってたのか。 私が受付を済ませると、館内で遊んでいた谷田部がある御仁を連れてきた。 名を鴨志田智啓さんと云う。藤岡町史などの編纂にも携わっておられる。なんか、とてもハイテンションだったので、我々終始押され気味。歴史に非常に熱心ですばらしい方だ。 「サイトで知ってます」と言われ、ビックリ。そういえば、鴨志田さんの名は宮野州さんの「坂東東方の衆」で見かけたことがありました。そのツテで我がサイトを知ったのかな…。 新川武紀先生にもお引き合わせいただき、ありがとうございました。 記念撮影 新川先生は、鹿沼市史の編纂に携わっておられる。お会いできて光栄です。 新版の鹿沼市史、買いましたよ〜。 時間が近づくと館内に人が来るわ来るわ。人でごったがえし。 やたらと「あ!先生、先生」「ごぶさたしてます」とか「どうもどうも」という言葉が飛び交っていた。著名な先生やお知り合いが多いのだろうか。 むむ?谷田部の不適な笑み。何か企んで…
一緒にされるとマズイので、わしは隠れる。 会場入り口にある甲冑。ちょっと内股になっちゃった! さて、聞きやすいベストポジションを確保し、準備万端。δさんとは会場で会う約束をしていたが、まだ見えていない。館内で目立つことしてたのに、声をかけられないという事は、まだ来場していないはず。 会場の年齢層より遥かに若い我らがいると目立つそうだ。会場で完全に浮いてる我ら。すぐに分かったそうな。 δさんはどんな人かわからなかったので、非常に落ち着きのある方で安堵しました。ガタイがいいので、鎧武者での戦働きがかなり期待できそうだ。 芳賀、益子などの話で大盛り上がりの我ら。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、始まったぞ。会場内はさすがに撮影しずらかったので、写真がありませぬ。ほんとはパシャパシャ撮りたかったのに。 飛山城が築城されてから廃城になるまでの歴史を講義。私の本業である戦国時代も入っているので、興味深い。ふぁん達も気合十分。 講演はおよそ以下の項目。 ・宇都宮氏と芳賀氏の関係。 時代の流れを追ったおおまかな講演。一般向けなのだろう。そんなに専門的詳細な説明は無かった。しかし、烽家の項は、ためになった。ここ飛山は平安時代、都と東北地方を結ぶ重要なラインの一部だったのだ。狼煙を上げて連絡をとっていたそうだ。 …質疑応答。 あ!軍配忘れた。これでは挙手できないぞ。 芳賀高定の正室を聞きたかったが、場違いかなと思い、質問や〜めた。 講演が終わったのは3時半。 歴史体験館を出て、記念撮影。本邦初公開!δさんの生写真。 今日は、谷田部作成の巨大旗指物のお披露目。よくぞ作った。これで城の中に突入!! しかし、鴨志田さんとはここでお別れ。帰り際に、佐野での企画展の情報もいただきました。今日はありがとうございました。この詳細は「下野の掲示板」にて。 これを高らかと掲げて、δさん、谷田部越後、上沢光綱の三人で軽く城を周る。本日3回目。途中、数十人の人と出くわしたが、かまわず旗指物。 δさんとは初対面でしたが、とても良くしていただきました。 駐車場に帰ってきたら4時過ぎてるよ。あ〜疲れた。 旗指物とマーク]と知的人物 こういった歴史講演会や企画展はたくさんやるに限る。 多くの知識人とも会い、交流も深めることができる。お互い歴史の知識も深めることもできる。 もっと歴史を広め、楽しみたい。 講演会のレポートというより、結局自分達のやりたい事やっただけ。 いや、こういった講演会があったからこそ歴史ふぁんは満足できるのだ。 3月に、とびやま歴史館開館記念一周年イベントがあったら、また来ようかな。 |