とちぎけん の さの の ほうに いた おとのさま だよ。むかし から さのに すんでいたんだ。 ちいさい くに だったけど、たたかい は つよかったよ。なんかい も せめられたのに、ほとんど まけていないよ。ほんとだよ。ほんとに ほんとだよ。 おおきな おとのさま に かこまれて たいへん だったんだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さのもたいへん
さの の おとのさま の おしろ は「からさわやま じょう」といって、とっても おおきな おしろ だったんだ。たくさん の てき を おいかえしたよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さの ふさつな さの の おとのさま の かぞく に「さの ふさつな」という ひと が いて、「てんとくじ」と なのっていたんだ。 やり の めいじん で とても つよかったんだけど、さの おとのさま「さの むねつな」が たたかいで しんでしまって から けらいたち の けんか が おこったんだ。それが いやになって いえで しちゃったんだ。 「てんとくじ」は、「やまがみどうきゅう」という けらい と いっしょ に きょうのみやこ(いま
の きょうとふ) に いって、にほん の おとのさま「とよとみ ひでよし」に あったんだよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さの せんごくじだい が おわる まで さの の おとのさま が しんでから、おしろ は「ほうじょう」(いま の かながわけん の おとのさま)に とられちゃったんだ。「ほうじょう」から きた ひと が さの の おとのさま に なって いたんだよ。 そのころ「とよとみひでよし」は、「ほうじょう」を やっつければ、にほん は じぶん の ものに なるので、ちょうど「ほうじょう」を せめる ところ だったんだ。 そこで「てんとくじ」は、「とよとみ ひでよし」の けらい に なって、「ほうじょう」を やっつける ために さの に かえって きたんだ。そして いっしょに「ほうじょう」を やっつけて、「さの てんとくじ」が さの の おとのさま に なったんだ。すごいね! おしまい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |