茂木城征伐
その3




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ん?なんだコノ変態は。
尾瀬にたたずむ京人(狂人)。
その正体は…

「ホホホ…」変態公家幽霊見参!
 ぎゃあ〜、出た!

 も一個、変なのが出た。
敵は二人。どうする?
・たたかう
・変態
・逃げる



やっとの思いで駐車場へ戻った。

とうとう本丸じゃあ!
急げ!今日は雪が降りそうだ。


虎口になっている階段を上ると、城山公園。ここが茂木城本丸跡。

 公園化されている。
人がいないし殺風景。周囲は土塁で囲まれている。

 馬を見つけたぞ。本丸を落とせ〜!

しかし、殺風景だ。なぜ我らはいつも兵力が2なのだ。ある意味、必要最小限だが、大将が二名のみである。増えもしないし、減りもしない。
たまには、兵力に物を言わせて攻めてみたい。

説明しよう。
これは近々、学会(なんの?)に提出する論文の一部である。
『上沢、谷田部の兵が合戦に参陣できない理由』の研究。

上沢農兵の事情

谷田部農家の事情

仮説その1

馬が道草をくう

兵「こ、これ、はよう進め!」

仮説その1

馬が腹ペコで動かない

馬「餌をくれ〜」

兵「餌が無えんだ!我慢せい」

仮説その2

象兵は遅いので遅陣。ズシ〜ン

兵「すべてをなぎ倒すだ」


仮説その2

手綱が結べない

兵「あ〜絡まる!もういいや」

馬「はやく餌くれ」

仮説その3

前か後ろか分からない

兵「何で前に進まないんだよ」

仮説その3

重症

どうどうー!

兵「精神科に到着ぅ〜♪」


以上が学会に提出する内容である。
次の栃木県史に掲載される事をせつに願う。

「それいけー。谷田部勢の意気をしめすのじゃー」
こ、これは寂しい!

見かねたので、話しかけることに…
「そこの折烏帽子の御仁、わしの家臣とならぬか?」

「ぐぺぺppp!」

かわいそうなので、脇差を上げることに…
「これをそなたに授けよう」

「ははっ!ありがたく拝領いたします」
口調だけは普通に戻ったぞ。よっしゃ!
城を一気に攻め落とせ!!
本丸を奪取!!


本丸西側の土塁上。


左は本丸の土塁上。正面は本丸西側の出丸。右は二ノ丸。

本丸の西側は急な崖になっており、こちらには曲郭を設置する必要はほとんど無い。

本丸から城内を一望できる。

適当にパノラマ作りました。
敵を中央の広場に誘い込めば、周囲の曲郭から文字通り狙い撃ちだな。

やばい!雨がポツポツ降ってきた。
うかうかしてると、雪になってしまうぞ!
模擬櫓を落とすのだ!

模擬櫓は、城東の出丸にある。

現代は、あそこが事実上の天守閣だ。

それ!突撃〜!!



こざかしい足軽クマめ!蹴散らしてくれる!

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